田舎への移住を決める前に!確認しておきたい問題と対策

夢の田舎暮らし。

コロナ禍における閉塞感もあり、ごみごみとした都会の空気から逃れるように自然豊かな田舎に移住したいと考える方も増えています。

テレビ、雑誌などメディアでは田舎暮らしの魅力を伝える特集などをよく見かけるようになりました。

都会には都会のメリット、デメリットがあり、もちろん田舎も同じようにありますが、どちらに居を構えるかとなれば簡単には決断できないでしょう。

今回は田舎への移住を検討されている方へ、確認しておきたい問題と対策についてのご紹介となります。

決断される前のご参考になれば幸いです。

移住先の確認しておくべき事項

目次

病院までの距離、交通機関

病院の場所や種類、かかりつけ医になりそうな病院の評価、お子さんがいるなら小児科はもちろんのこと、歯科医などは通い始めると長くなるので数や距離など事前に確認しておかなければなりません。

田舎は車での移動が主となりますが、もしもの場合を考え公共交通機関の状況も把握しておきましょう。

インフラや下水の状況

土地を購入して家を建てるか、建て売り住宅を購入するか、賃貸物件に住むかなど状況によって違いはありますが、電気、ガスなどが整備されていない場所は少ないでしょう。

ただ上水道については、整備されていない地区もあります。その場合は町水道、部落水道と呼ばれる地域で管理している水道を利用することになります。

それらは主に湧水などを貯水槽に貯めて供給していますが、修繕対応は地域の利用者でしなければなりません。

予想されるトラブルは給水管の凍結や破損、老朽化による漏水、落葉などのゴミが詰まって出が悪くなる、などが挙げられます。

学校の場所

小さなお子さんがいれば小学校の場所や通学方法、また進学するにあたっての中学校、高校は数が少なくなってきますので先のことまで考えておかなければなりません。

また、子供が少なくなってきた状況の中、廃校を予定している学校などもありますので役所などで情報が出てないか確認しておかなければなりません。

日当たりや風の匂い

移住する場所が具体的に決まっているなら日当たりや風の匂いを実際現地で確認しておいた方が良いでしょう。

せっかく田舎暮らしを始めたのに、日当たりが悪い立地だと損をしたような気分になります。

日当たりが悪いということは洗濯物も乾きにくく、湿気がこもりやすいので家が痛む原因にもなり、シロアリの被害も心配になります。

日当たりに問題ない場所なら、風の匂いを確認しましょう。

禁止されているにも関わらず、庭先でゴミを燃やしている臭いがしたり、下水の勾配が悪く淀み気味でドブ臭かったり、牧場などが近いとその臭いが届いてくる場合もあります。

隣近所、周辺の住宅の様子

隣近所の様子は住んでみないと分らない場合が多いですが、移住する物件を仲介する不動産業者等に確認してみましょう。

隣近所、周囲の住宅の様子は、現地に出向いて自分の目で確認したり、ご家族で移住するなら家族全員で確認することをお勧めします。

多くの視点で物事を見て気付くこともあるでしょう。

まとめ

以上、田舎への移住を決める前に確認しておきたい問題と対策をご紹介しました。

田舎への移住が全ての人にとって良い選択であるとは限りません。

今までの生活との違いを感じながら、不便さを楽しめるだけのポジティブな考え方も必要になってきます。

また、家族で移住するなら家族での考え方、意見を尊重するようにしましょう。

都市部に近く生活するのに便利な田舎を選んだり、人口が少なく都市部から離れていても広い敷地でのびのびと生活できる環境を選んだりといろんな選択肢があると思います。

移住はご自身やご家族の重要な人生の選択となります。

焦らず、よくご検討した上で決断することをお勧めします。

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この記事を書いた人

〖プロフィール〗

〖妻と愛犬と暮らす50代サラリーマン〗

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