超初心者の方におススメの趣味~簡単なDIY工具選び~

ダダッダダッダダッ、と小気味よく響く電動工具の音。

インパクトドライバーと呼ばれる電動工具が、ビスを打ち付ける際に出す独特の音です。

DIYブームでテレビでもよく見かけるようになったインパクトドライバーは、木材等を組み立てる際に欠かせないお馴染みの電動工具です。

このインパクトドライバーですがDIY初心者の方だけでなく今実際に使っている、という方もどんな機能で、どんな場面に使うのか把握できていないこともあると思います。

電動丸ノコ、サンダーと並んで【DIY電動工具三種の神器】と呼ばれるインパクトドライバー。

これからその機能や特長、注意点などについてご紹介しようと思います。

目次

インパクトドライバーとは?ドリルドライバーとの違いについて

まず、「ドライバーは分かるけどインパクトって何?」と疑問が出ると思いますが、インパクトドライバーにおけるインパクトは【打撃】という意味です。

木材を組み立てる際に、木ビスという専用のビスを使いますが、このビスを固定するのには大きな力が必要です。

プラスドライバーでやってみるとよく分かるのですが、木ビスを回すだけで入れていくのは難しく、押し込む力、グッグッっと押し込むように力を入れなければなりません。

インパクトドライバーはこの押し込む力【打撃】を加えることによりビスを打ち込んで、しっかり木材を固定できます。

そして同じような名前で混乱しがちなのがドリルドライバーです。

インパクトドライバーは先ほどご説明した通り、打撃を加えつつ回転するので強い力で締め付け、固定することができます。ただクラッチ機能が無いため木ビスなどを打ち込む場合は手動で調整しなければ表面で止まらずにめり込んでしまいます。

ドリルドライバーにはクラッチ機能が付いており、必要以上に締め付けないようにできており、トルク設定値を調整したり、ネジ締めモードを使ってビスをねじ込むと表面でピッタリ止まるように出来ています。

その機能は購入した家具の組立や、穴あけ作業等で活躍してくれます。

そう聞くと「ドリルドライバーの方が断然使いやすそうだな」と思われるかも知れません。

それではなぜ、ドリルドライバーではなくインパクトドライバーが【DIY電動工具三種の神器】と呼ばれているのでしょう。

それはドリルドライバーが負荷をかけすぎると故障してしまうからです。

ドリルドライバーはモーターに負荷をかけ過ぎたり、連続して負荷を与えていると焼けついて止まってしまいます。

私もつい負荷をかけすぎてドリルドライバーから焦げた臭いを出した経験がありますが、こうなるともう完全にアウトです。

修理するなら買った方が安い、という状況になってしまいます。

インパクトドライバーはコツを覚えるまで、手動でのトルク調整が難しいかも知れませんが、ビス止めから穴あけまでオールマイティーに使うことができます。

インパクトドライバーはどういうタイプを選ぶべきか?

打撃と回転によって強い力で締め付けができるインパクトドライバー。

ただ、ここで気を付けなければならないのが木ビス等を打ち付けるのにもある程度の力が必要になるということです。

具体的には木ビスを押し付けるようにして使用しないと、打撃が加えられた際に木ビスからインパクトドライバーの先端がブレて、木ビスの溝を破損することがあります。

私も何度も経験がありますが、木材の木目や節と呼ばれる部分は硬く、強く押し当てていないとすぐに先端がブレてしまいます。

力が必要ならパワーのある(電圧が高い)ものを選ぼう、と思いがちですがパワーや容量が大きくなるほどバッテリーも重くなります。

今や女性も珍しくない趣味のDIYですが、工具の重さや力の必要な作業で苦労されている方もいるのではないでしょうか。

では豊富な種類のインパクトドライバーの中から、どんな機種を選べばいいのでしょうか。

結論から言うと、普通にDIYで使用するなら10.5Vで問題ありません。

私はマキタ製の10.5Vインパクトドライバーを使用していますが、軽く、使い勝手も良く65㎜の木ビスでも楽に締め付けることができます。

ホームセンターで売っている木材の組み立て程度なら10.5Vで十分だと言えるでしょう。

ただやはりビスを打つ際の押し付ける力は必要ですので、そこはやりながらコツを掴んでいけば問題ないと思います。

インパクトドライバー使用時の注意点

インパクトドライバーは力強く締め付けることができますが、よく起こしてしまうのが手や指先の怪我です。

木ビスを指で掴んで、インパクトドライバーで打ち込む際に斜めになっていたり、体勢が悪かったりすると打ち込む木の表面からビスの先端がずれて倒れ、掴んでいた指や手にインパクトしてしまうことがあります。

私もそうですが、指にプラス型の凹みを作って痛い思いをした経験がある方も多いと思います。

基本動作に忠実に、焦らず無理をせず作業することが大事です。

まとめ

電動工具は便利で作業効率も上がり、いろんな用途で使うことができます。

コツを覚えるまで少し時間は掛かるかも知れませんが、使いこなせるようになるとよりDIYを楽しむことができるでしょう。

ただ最後に注意点で書いたように便利な分、怪我のリスクもあります。

自分一人で作業しているとついつい基本動作を守らなかったり、無理をしたり、危ないと分かっていても面倒で対策を怠りがちです。

少しの手間や時間を惜しんで安全を怠った作業を続けていると、いつか怪我をしてしまうかも知れません。

せっかくの楽しい趣味の時間が、怪我で台無しにならないよう安全を常に心がけてください。

そしてインパクトドライバーを使っていろんなモノ作りを楽しみましょう。

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この記事を書いた人

〖プロフィール〗

〖妻と愛犬と暮らす50代サラリーマン〗

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