『Do It Yourself』
今やどなたでもご存知の、略してDIYと呼ばれるこの言葉。
和訳は『自分でやる』で、一般的には素人が自分でモノ作りをするという意味で認識されています。
最近のブームでテレビ等でも、タレントさんが試行錯誤しながら製作し、仕上がった作品を掲げている姿を見ると、今まで興味が無かった方も
『自分でもやれそうだな』
とDIYを始めてみる気になるのではないでしょうか。
実用性のある大きな作品やインテリアとして小さな作品を作ったり、こだわりのデザインで多様なパーツを組んで仕上げた作品や、流木など自然のものを利用して作った作品まで、DIYの楽しみといえば自分の好きなやり方で、自分の好きなものを作ることです。
ただ、テレビでタレントさんが製作している映像には細かい作業は省かれている場合もあります。
実際、初心者の方がDIYを始めてみると様々なクエスチョンが出てくることでしょう。
これからご紹介するのは、初心者の方もしくはDIYについて全く何の知識もない超初心者です、という方におススメのDIYの入門編です。
目指すのは
低予算で
超初心者でも作れる
楽しめるモノ作り
です。
まずはモノ作りの工程から
モノ作りは大まかに5つの工程に分かれます。それが
【作りたいもの(設計)→材料(木材等)の購入→加工→組立→塗装(飾り)】となります。
そしてこの工程の中で一番重要なのは何でしょうか。
もちろんDIYなので加工や組立が腕の見せ所ですし、この拘りの造りがアピールポイントだ、というのはDIYの楽しみです。
しかし一番大事なのは加工や組立ではなく【作りたいもの(設計)】です。
このイメージがしっかりできていれば後の工程がずいぶん楽になります。
まずは大体で構わないので、最初は簡単にできそうな、自分でこういうものをつくりたい、というイメージ(設計)を考えてみましょう。
そしてイメージができたなら、それを言葉に変えて検索してみましょう。
例えば「小物入れ」一つ検索しても数え切れないほどの作品と様々なアイデアが出てきますし、また今では「ピンタレスト」等のアプリで好みに合わせたセンスの良い作品が紹介されているのを簡単に見ることもできます。
自分のイメージに合い、創作意欲をかき立てられ、なおかつ簡単に作れそうな【作りたいもの(設計)】ものをネットで気軽に見つけてみてください。
作る工程へ【材料(木材等)の購入→加工→組立】
自分のイメージに合った簡単に作れそうな【作りたいもの(設計)】ものが見つかったら次は
【材料(木材等)の購入→加工→組立】
の工程に進みます。
作るものにもよりますが、簡単にできそうでお洒落な作品を作るなら、今や100円ショップで全てのものが揃うと言っても過言ではありません。
材料の木材、枠やフレーム、様々な木箱、小物の品揃えも多く、工具さえも最初は100円ショップのもので十分です。加工のためのノコギリやヤスリ、また釘やビス、ボンドも揃っています。
どうしても先入観から、テレビでやっているように丸ノコやインパクトドライバーといった工具が無いと何も作れないだろうと思いがちですが、最初から大金をかけて工具を揃える必要はありません。
もちろん、「私は最初に揃えて本格的に始めたい」と思えばそれもOKです。
DIYは人それぞれ、自分でやる、楽しむということが一番ですから。
少し話しがそれましたが、例えば小物入れを作るとするなら100円ショップで材料、工具を揃えると、おそらく予算は3000円程度でしょう。

小物入れだと作りたいものによっては、ボードに木箱をボンド付けしてクギを打つだけで、簡単に作ることができると思います。形に拘るならカットして組み立ててもいいでしょう。
【材料(木材等)の購入→加工→組立】の工程はこのように思ったより気軽に、簡単に進むと思います。
最後に【塗装(飾り)】で仕上げる
作り終えたら最後に塗装や飾りをすることで印象が大きく違ってきます。
これも100円ショップで揃えられるものです。
ニスを使って風合いを活かしたり、塗料でカラフルに仕上げたり、今はあえて塗料で仕上げた後にヤスリをかけてヴィンテージ風に見せるのも流行っています。
塗装だけではなくアイテムとしてドライフラワーや文字の飾りなどを加えてみると、印象も変わりワンランク上の仕上がりになるはずです。
作品の最後の仕上げは遊び心を持って、楽しみながらやってみると良いでしょう。
まとめ
以上、簡単に超初心者の方が楽しめるDIYのやり方をご紹介しました。
人それぞれ考え方もやり方もスキルも違いますので、簡単に気軽に楽しむのが好きだったり、工具を揃えて本格的なモノ作りが好きだったりとご自身が好きなように、自分が楽しめるように世界に一つだけの作品を作ることがDIYの楽しみです。
最初から上手くいかないことも多いですが、失敗も楽しみながら作り続けると、自分なりのスタイルもできて、また新たな発見も出てくると思います。
自分でやるモノ作り。
超初心者の方こそ始めてほしい、DIYはオススメの趣味です。
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